秩父~下仁田へツーリングに行ってきました
ここ最近は都心で最高気温が35度を普通に超えてきていますが、先週の土曜日にある意味今年初となるツーリングへ行ってきました。
というのも、コロナの影響で緊急事態宣言が出されていたり、解除後も感染者数が伸びていたりしたので自重していました。
が、今回会社の同僚や上司の方に誘われたので、バイクを走らせるいい機会かと思いツーリングへ出る流れとなりました。
道の駅果樹公園あしがくぼ
朝8時頃、埼玉県の秩父にある道の駅果樹公園あしがくぼで集合しました。
ここへ来る際、青梅方面から山の中を突っ切って走った来たのですが、当日は曇りというのも幸いしてかかなり涼しい道のりでした。
因みにあしがくぼでは特に何もしていません、全員揃い次第次の目的へ出発しました。
道の駅上野
途中秩父の中心を抜けつつ、国道299号線をひたすら西に進み、途中休憩しつつお昼手前に群馬県上野村にある道の駅へ到着しました。
時間もいい感じだったので、ここで昼食を食べました。
丁度道の駅内のレストランが空いたので、そこで猪豚丼なるものを注文してみました。
猪豚は読んで字の如く、イノシシと豚の交配種らしいのですが、食べてみた感じでは普通の豚との違いはあまり無かったです。
強いて言えば少し筋肉質がしっかりとしている噛みごたえがありました、味噌汁も付いているので、暑い時期だからこその美味しさが体にしみますね。
道の駅上野は最近改修をしたのか、施設全体が綺麗でレストランや特産品販売所、木を使った工芸品?の売り場もあり、見ていて飽きなかったです。
因みに特産品販売所では生うどんとしいたけを買いました、こういった場所に来るとなんか買いたくなるんですよね。
上野スカイブリッジ
道の駅上野から1kmもない場所にでかい吊橋があるとの事で、かなり狭い山道をバイクで上り行ってみました。
実際、国道299号線から入る入口には「大型車両通行不可」と書かれており、乗用車でもすれちがいは厳しいんじゃないかという程の狭さです。
駐車場に着くと、目の前には真っ白な吊橋が見えていました。
この吊橋は「上野スカイブリッジ」という名称らしく、全長が225mもあるそうです。
橋の通行は歩行者専用で、通行料として100円を支払います。
高さもそれなりに高いので、高所恐怖症の人は下を見たい事をおすすめします、うちの母なんか特に。
橋を渡った先にはフォレストアドベンチャーという、体と空中に張り巡らされたワイヤーを結び、空中の足場を進んでいく様なアトラクションがあり、こちらも高所恐怖症の人にとっては恐怖の体験ゾーンがありました。
料金が確か大人で3000円程度だったので、今回は見送りました。
不二洞
上野スカイブリッジの反対側には、不二洞という名の鍾乳洞があり、何でも関東最大級の大きさらしいです。
こちらは大人で800円で入場できるので、入ってみました。
ただし、受付所から鍾乳洞の入り口まではかなりの急斜面を登らなくてはならなかったので、それを覚悟で行ってみて下さい。
鍾乳洞の入口付近には、こんな立て看板がありました。
当たり前の話ですが、鍾乳洞って長い年月をかけてできるものなので、流石に歴史が長いですね。
看板の上面図を見ていただければ分かると思いますが、この鍾乳洞は入口に入ってからも長い真っ直ぐな道を歩いた先に鍾乳洞本体が見える形になっています。
恐らくは最初、出口と書かれた場所が発見されて、そこから調査が進み上面図の上の方へ辿り着いた後に観光用として今の入口に当たる道を作ったのではないかと考えています。
というのも、入口からの一本道は長いトンネルになっており、的確に鍾乳洞へ続いている形なので、手探りでこのトンネルを掘っているとは考えづらいです。
これまでも旅行で全国の鍾乳洞はいくつか入った覚えがありますが、ここまで山奥にあってかつ歩かされたのは初めてかもしれません。
話がそれましたが、入口と書かれた場所にはドアが設置してあり、ドアを開けると真夏だというのに寒いぐらいの風が吹いていました。
夏の鍾乳洞は良いですね、年中通して気温が一定に低いので、最高の避暑地です。
中は結構手が加えられた部類になるでしょうか、足場は全て平らにならされており、しっかりとした手すりや階段で通路は整備されています。
不二洞は全て回ると約40分と書かれていましたが、鍾乳洞内を行ったり来たりする形なので、ショートカットすると半分ぐらいの時間で見れるんじゃないでしょうか。
序盤でも書きましたが、この鍾乳洞は人の手がかなり入っています。
天井から下に垂れている鍾乳石の一部には、明らかに途中でスッパリ切られた跡が見られました。
うっかり刺さったら危ないですからね、仕方無いと思いますが鍾乳洞という観点から見ると、ちょっとマイナスポイントだと思います。
城で強引に例えるなら、大阪城が近いでしょうか、いや別に大阪城は好きですけどね。
帰路へとつく
一通り見終わった後は、下山し国道299号線を更に西に進み、途中で県道45号線を北上し下仁田方面へと進みました。
そのまま上信越自動車道に乗り、関越自動車道へ分岐し、帰宅の流れとなりました。
山の中でかつ曇りが多かった天気だったので、この日のツーリングはそこまで灼熱地獄にならずに済んだので、とても良かったです。
ただし、練馬ICで降りた後に環状8号線で国道246号線まで南下したのですが、渋滞が酷すぎてバイクがオーバーヒートするかと思いました。
Z1000はエンジン熱が直に脚に当たるので、ニーグリップなんでしようものなら火傷しそうな熱さだった程です、ここが今回のツーリングで一番辛かった……
これを機に、ニーグリップパッドを買おうか悩み始めています。