FILCO Majestouch 2SCを購入&レビュー

つい最近、ふとしたきっかけで人生初のメカニカルキーボードを購入しました。

最初は仕事用に会社で使っていたんですが、今までのキーボードと比べるとあまりにも打ち心地が良かったので、勢い余って家用にも買ってしまいました。

高いキーボードは、いいぞ。

このキーボードを買った理由

実の所数年前からキーボードの買い替えには悩んでいました、でもそれまで使っていたキーボードも使えないわけでもないし壊れてもなかったので、それで数万するキーボードを買うのももったいないなぁとか思っていた所存です。

貧乏性とでも言うべきでしょうか、基本的に物は壊れなければずっと使い続ける性格でして、服とかも破れなければ基本的には買い替えたりしてませんでした。

(最近になってようやく色々と買い替えてますけどね、年齢に見合う服を……)

ただ、最近になって会社の後輩が使っていた同シリーズのキーボードを触る機会があって、それで自分の何かの踏ん切りがついた形です。

何故かは知らないけど、その後周りの後輩たちも一斉にキーボードを買い替えてます、今自分の部署ではキーボードの買い替えのブームが起きているようです。

それまでは本当は東プレのRealForceを買おうか悩んでいたんですが、値段が値段だったのでなんとなくやめてました。

今回買ったキーボードはAmazonで14500円ぐらいだったんですが、それぐらいの値段ならまあ……という自分なりのラインだったので、ポチってしまったわけです。

結果的に大満足なので、買ってよかったですけどね。

他にもMajestouchシリーズには様々なキーボードがありますが、このキーボードを買った理由の大きな所としては……

  1. 珍しい色なので他の人とも被らなさそう
  2. キー印字にかな文字が無い(かな入力なんて使う場面がない)
  3. 日本語配列に対応している
  4. 安くもないし、高くもない、丁度いい値段帯
  5. 名の知れたメーカー

これらの理由で、今回はこの製品にしました。

FILCO Majestouch 2SCのスペック

今回購入したキーボードはFILCOというダイヤテック株式会社のブランドのメカニカルキーボードになります。

FILCOはPC関係に強い人なら聞いたことはあると思いますが、主にはキーボードの製造と販売をしている所ですね。

その中でもMajestouchというシリーズが特に多く、サイトを見れば分かるんですがかなりの種類があります。

今回買ったキーボードもその内の一つで、基本スペックは以下の通りです。

  • Cherry MX 茶軸採用メカニカルキーボード
  • 日本語108キーフルキーボード(かななし)
  • 浅葱色のフレームカバー
  • 2色成形キーキャップ(2色、アスファルト/スカイグレー)
  • Nキーロールオーバー対応
  • ファンクションキー対応

こんな感じですかね、多分他のメカニカルキーボードと大差は無いと思います。

今回は初めてのメカニカルキーボードなので軸は無難と言われている茶軸を選びました、音についてはキーキャップが底に着いた時の音が結構響く感じですが、個人的にはうるさ過ぎずと言った所でしょうか。

ただ、高速で入力しようとするとかなりの騒音になるので、会社で使う場合には静かな環境であれば避けた方が良いと思います。

今回のキーボードに関しては日本語配列の場合茶軸、赤軸、静音赤軸の3種類から選べるので、不安であれば静音赤軸を選べば大丈夫でしょう。

本体のカラーはちょっと珍しい浅葱(あさぎ)色にしました、いつもであれば無難に黒を選んでいたんですが、それだとつまらなく感じたので……

目立つかなと思ったんですが、慣れてしまえば全然良い色です、なんとなく所有感もありますしね。

ただ、黒や白といった基本的な色に比べると3000円程高くなります、まあ仕方ないかな。

付属品にはUSB→PS/2変換アダプタと、キーキャップを引っこ抜くための器具が何故か2つ、交換用のキーキャップ(Ctrl、Alt、Fn、CapsLockキーの4つ)でした。

キーキャップを抜くための器具が2つもあるのも謎ですが、交換用のキーキャップも既に付いているキーキャップと大きさが違うので、どこで使うのかが不明です。

公式ページから引用、左下のキーが交換用で付いてきます

キーピッチは19mm、キーストロークは4mmなので、一般的なキーボードの感覚で打てます。

ちょっとしたレビュー

そこそこ重い

まず、最初に手に取って思ったのが「重い」でした。

RealForceもそうですが、この手のキーボードは重量がそこそこあるので、ちょっとやそっとじゃズレないです、逆に机上で動かしたいとなった時にはやや面倒に感じるかも。

打ち心地は言わずもがな

打感に関してはスペックの項でも書きましたが、今まで使用していたメンブレン式に比べると圧倒的に気持ちいいです。

茶軸なので若干のクリック感があるそうですが、正直打っていてい全然分からないです、ゆっくり押し下げた時に感じる程度でこの辺りは赤軸と変わらないかもしれません。

(赤軸の他のメーカーのキーボードを使っている後輩が居ますが、打ち心地は大差ありませんでした)

まだ使用し始めてから1週間も経ってないので、慣れてくるとまた評価も変わるかもしれませんが。

唯一無二とも言える色がお気に入り

色についてはかなり満足しています、他のメーカーでも浅葱色のフレームは珍しいと思うので、誰とも被らなさそうな気がします、実際この色は見たことないですね。

ケーブルは中央から出ていて固定

時々ケーブルを出す場所を変えられるキーボードも存在しますが、このモデルに関してはケーブルは中央から出ていて、変える事は出来ません。

使用する環境によってはケーブルを出す場所を変えたい場合もあると思うので、この点だけはやや不便かもしれません。

自分はケーブルの場所は気にしないので、マイナスにはならなかったです。

機能は標準的か

機能は多くもなく少なくもなくと言った感じでしょうか、ファンクションキーが搭載されているのでFnキー同時押しでPCの音量調節やメディアプレイヤーの操作、CapsLockキーとCtrlキーの入れ替え等があるみたいです。

以前使っていたキーボードにもありましたが、使った試しがないですね……

ただ、初めて見た機能で良いなと思ったのが、スリープモードに移行するショートカットキーがある事です。

普段会社に行く際には家のPCはスリープモードにしているので、楽になるかもしれません。

LEDも珍しく紫色

NumLock、CapsLock、ScrollLockのステータスを表示するLEDですが、こちらも標準的なモデルとは違い紫色になっています。

公式によるとLEDの光が苦手な方でもと書かれていますが、実際今まで使用したキーボードの中でも圧倒的に光量は抑えてありますので、真正面で近づいて見ても眩しくないです。

フレームカラーも相まって、この特別感がとても良いです。

初めてのメカニカルキーボードでもオススメ

自身が初めてのメカニカルキーボードという点で見ても、今回のFILCO Majestouchシリーズはオススメだと思います。

シンプルなデザインでどこでも馴染むと思いますし、品質も良さそうなので、1万円ぐらいから買える事を考えるとよくわからないメーカーの安いキーボードを買うよりも良いです。

FILCOでは交換用のキーキャップも売っているので、見た目に飽きたら変えるのも手ですね。

ただ、日本語配列の場合選択肢が少ないので、もしキーキャップを取り替える前提なら英語配列を買うのも視野に入れるとベストかと、自分は日本語配列で慣れてしまったので英語配列を使う気はあんまり無いですけどね。

人によっては英語配列の方がスッキリしているので、そちらを好んで使う人も多いみたいです。

本当は会社用で買って終わりだった筈ですが、こっちに慣れると家で使っているキーボードの打感に不満を持ってしまい、結果2台購入となった訳ですが……

FILCOさん、2台以上購入で割引とかしてくれないかな。

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