戦国乙女2のMAXBETボタンを掃除してみる

以前にパチスロを買ったという記事を書きましたが、その後実は2台追加で購入していました。

どちらも5号機なんですが、防空少女ラブキューレと戦国乙女2になります。

ラブキューレはフリマサイトで鍵が折れている筐体を安く買いました、シリンダー内で折れた鍵の一部が入ったままだったので取り出して新しい鍵を買っただけで済んだのでお安いです。

戦国乙女2に関しては、つい最近アルペジオを買った時と同じ販社で買ったんですが……オリンピア筐体特有のMAXBETボタンが汚いという問題が発生していました。

戦国乙女2を買った理由

アルペジオとラブキューレはA+ARTタイプなんですが、実際ホールで稼働している6号機で主にやっているものがATタイプが多かったので、ATが欲しいなーと思ってました。

最近近場のホールで戦国乙女3が稼働し始めてたので打ったんですが、純増8.5枚とリゼロ以上の暴れん坊だったのでグラフが荒れる荒れる……

収支的にはややマイナスなんですが、この時初めて戦国乙女を知って、いいなと思い始めるように

色々と調べてみた所戦国乙女3が5~7万程度で買えてしまう事に気が付きました、出てから1年ぐらいしか経ってないんですけどね……不人気って事でしょう。

ホールで負けるぐらいなら家でじっくり演出とか楽しむのもいいかなと思って買おうか悩んだんですが、先程も言った通り純増8.5枚ですぐにATが終わってしまうので、結果見送りになりました。

で、だったら前作の方が良いのかなとそっちも調査して、結果家に置かれていましたとさ。

3と違って2は疑似ボーナスのみのATなのでやや志向が違うんですが、曲がとにかく良かったのでジュークボックスと考えれば全然ありだと思ってます。

MAXBETボタンが汚れている

さて、本題に入りますが今回購入した戦国乙女2はオリンピア(アタックビジョン系でしか見たことはないですが)筐体特有の問題と言われている、MAXBETボタンが汚れる現象の解決法です。

とは言うものの言い換えれば、筐体の下半分を分解してボタンを取り外して掃除すればおしまいです。

ホールに置かれているガルパンGとか対魔導学園35試験小隊とか、MAXBETボタンの内部が白い汚れが入っているものを見かけると思いますが、どうもボタンの作りが良くないみたいで、内部が汚れてしまうみたいです。

ボタン内部が白く汚れています

この汚れ、プレイする上ではなんら支障は無いんですが、見ていて気持ちのいいものではないので掃除に踏み切ることになりました。

アタックビジョン筐体であれば、どの機種でも同じ方法で分解掃除が出来ます。

分解清掃をしてみる

ここからは実際に分解して掃除する過程を写真で撮ったものになりますが、一部作業の都合上実際に撮った時系列とは違う部分があります。

が、作業は同じですので気にしないで下さい。

アタックビジョンを外す

MAXBETボタンを取り出すには、まず筐体下部のアタックビジョンを外す必要があります

100均で売っている、プラスドライバーのサイズ違いのセットだけでも十分に分解できます。

まずは、本体とアタックビジョン間で繋がっている配線を抜きます。

写真では既に外した後ですが、撮った順番の都合上です。

内側から見て右上の基板
右下の基板

この様に、上の基板で4箇所と下の基板で2箇所のコネクターを外せば、アタックビジョン部分を外す下準備はOKです。

配線を抜いたら、次は下部ドアを開けて以下の場所のネジ6本を外します、左右で3本ずつになります。

それと、キーシリンダーの部分に繋がっている配線も外しておきます、下の写真の左上のキーシリンダー部分に黒い端子がありますが、それです。

内側から見て左側3本
内側から見て右側3本

右側の一番下のネジはヒンジに近く本体側にも近いので、ドライバーを入れるのにちょっと苦労するかもしれません、実際他の場所よりも手間取りました。

この6本のネジが外せられれば、金属枠とアタックビジョンが分離できます、外側にゆっくりと引っ張れば外せられると思います。

注意点としては、必ずドアキーは抜いた状態で外して下さい、キーシリンダーが金属枠に残りますので、ドアキーを差したまま外そうとすると引っかかります。

取り外したアタックビジョン

上部のユニットを取り外す

アタックビジョンが取り外せたら、今度はボタンやレバーがセットになった上部のユニットをアタックビジョンから外します。

その為には、まずユニットを固定しているネジを外します。

内側から見ると分かるのですが、ネジの隣にアルファベットの「A」と書かれた6本のネジを外せばOKです。

上2つのネジの隣に「A」と書かれてます

この部分のネジは通常外さないのか、他に比べてちょっと固めでしたので、ネジが舐めないように注意しながら外しましょう。

下4つは奥まっているので、ドライバーの長さに注意

ネジを外したら、今度はユニットと接続されている配線を抜きます。

抜く配線はドアを取り外す際にいじった先程の基板2枚との接続になります。

上の基板、追加で3箇所抜きます
下の基板、追加で2箇所

どの配線を外せばいいかは、裏側の上部真ん中で束になっている配線がそれなので、辿ればどれを抜けばいいか分かるとは思います。

全ての配線を抜いたら、表側からユニットをスライドさせて取り外しましょう。

この際配線の端子部分を穴を通して出しますが、引っかかりやすいので無理に引っ張ったりしないで、確実に1束ずつ表側に通してやると良いと思います。

MAXBETボタンを取り出す

ここまでくれば後少しです、ユニットから今度はMAXBETボタンを分離させます。

ユニットの裏側から見ると透明なカバーがされていると思いますが、ネジ2本で留められていますのでこれを外してやります。

すみません、写真を取り忘れてしまったので無いのですが、これは分かりやすいと思います。

カバーを外したら、MAXBETボタンの裏側を見ます、まずMAXBETボタン周辺を囲っている黒いカバーを外したいのでこれを留めているネジ2本を外します。

下側2本のネジです

このネジを外すと、黒いカバーが外せると思うので外しちゃって下さい。

MAXBETボタンに繋がっている2本の配線も抜いてしまいます、上写真で横と縦に接続されている配線を外しておいて下さい。

配線が外れたら、後はMAXBETボタン本体に付いているツメ2本を内側に押さえながら、裏側から押してやります。

ツメは写真で言うと上下に付いているのですが、上側のツメは手が入らない場所にあるので、マイナスドライバーで押さえながらやると抜けると思いますが、結構コツが必要で自分は10分ぐらい格闘してしまいました……

取れたMAXBETボタン本体

MAXBETボタンを分解する

分解の最後の工程です、MAXBETボタンを分解して上部の透明なボタンカバーを外してやります。

上の写真で写っているネジ2本を外してやりますと黒いカバーが取れますので、取ってしまいます。

カバーを外した所

カバーを外すと中にボタンが押されたかどうかを検知する基板が出てきますが、これも取ってあげます、特に固定されてないのでそのまま取りましょう。

最後に白いパーツのツメ2箇所を押さえながら、写真で言う下方向に押してやります、ここのツメももしかしたら硬いかもしれませんが頑張りましょう。

無事取れると中からバネが出てくると思いますが、なくさないようにしましょう、これが無いとボタンが戻らなくなりベットできなくなってしまいます……

逆に言うとこのバネを交換すれば、MAXBETボタンの反発力を変えられるということですね、もしやってみたい方が居れば是非。

取れたボタンの透明なカバーを白いパーツと外せば、これでようやくボタンの裏側にアクセス出来るようになりました。

ついにここまでバラバラに

MAXBETと書かれているプラスチックの板は最初は透明カバーにくっついていると思うので、マイナスドライバーか何かで外してやりましょう。

無理に取ろうとすると破損する可能性が高いので、慎重に……

綺麗になったMAXBETボタン

今回は外したプラスチック系パーツは全てお湯で洗って乾燥させました。

くっきりと文字が見えるように

まるで新品みたいなレベルでキレイになりました、どれだけ汚かったか比較すれば一目瞭然ですね。

それと実際に取り外して思ったんですが、よくネット上では「ホコリが溜まっている」という書き込みが多く見られましたが、この汚れはホコリと言うよりも白いパーツから出ている細かいクズか何かだと思いました。

実際ボタン周りのパーツは分解する過程で白い粉状のものが周辺に付いている事を確認できましたが、多分このボタン周りの設計が甘いとかそういった理由だと思います……

ボタンを押すたびにどこかと擦れて白いパーツが削れるんでしょうね、ホールで打っている時も思いましたがちょっとどうかなと思います。

逆の手順で組み直して、完成

後は今までとは逆の手順で組み付けてやれば、今回の作業は終了となります。

初めて実機をここまで分解しましたが、初めてやって大体1時間30分ぐらいかかりました。

写真を取りながらやっていたので、ただ単純に掃除をするだけなら1時間程度でできそうな作業です。

輝くボタン

余談ですが、汚れが無くなった影響でMAXBETボタンの光量が増しました

うーん、やはりよく見る部分は綺麗になっていると気持ちがいいですね。

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