寒いのでPCX125にハンドルカバーを付けてみた
2023年の季節は冬→春→猛暑→短い秋→冬って感じでしたね、気象庁の発表によると今までの統計史上一番暑い年だったそうです。
この記事を書いている12月中旬でも寒いかと思えば急に暖かい日が来たりと、気温に翻弄され服装選びに苦戦している状態です。
本題なんですが、今までは冬にバイクに乗る時はウィンターグローブを付けて走っていたんですが、それだけだと流石に長く走っているとかじかんだりして大変だったので、前々から電熱グローブの検討をしていました。
ただ、電熱系の装備って値段が張るんですよね、なのでなるべく安い方法で解決できないかと思っていたら……あの存在を忘れていた事を思い出しました。
ハンドルカバー使ってみようかな
普段メインで使っているのはPCX125の方なんですが、こっちであればハンドルカバーを付けるのもありなんじゃないかとふと思いました。
今までのバイクでハンドルカバーを付けたことがなかったのでそもそもの存在を忘れていましたが、PCXであれば付けていてもスクーターなので見た目も気にしないで良いですし、何より電熱系の装備よりも圧倒的に安上がりです。
流石にZ1000に取り付ける気にはならないですが、これで効果があれば……と思いながら、早速購入しました。
WARMTH KS-209
今回購入したのは、リード工業のWARMTH KS-209 防水ハンドルカバーです。
色々とハンドルカバーを見比べて、一番デザインが無難そうだったのと値段も手頃だったので、こちらの商品にしました。
PCX125に取り付けられるかは正直分からなかったですが、汎用的な商品なのでまあ取り付けられるだろうという適当さで購入しました。
※結果的には取り付けできました
その他にも内部の上面にボア素材を使用していると書かれており、なんか触り心地は良さそうだな……という結構ふわふわした理由もあります。
PCX125に取り付けて走った感想
早速届いたハンドルカバーをPCX125に取り付けてみました。
取り付け自体は全然難しくなく、左右ともレバーとハンドルを横のラバー素材のあらかじめ開けてある穴に通して、奥までしっかりカバーを押し込んでやれば完成です。
カバーが抜けないようにする為の紐が付属していますが、結構ツルツルする素材の紐なので固く結べませんでした。
なのである程度の硬さで結んであるだけにしています、そもそも無くても簡単には抜けないのでいらないかもしれません。
で、実際に取り付けて走ってみた感想ですが……
なんで今まで付けなかったんだろうと後悔するレベルで手が全く寒くならなかったです、風が当たらない構造なので当然っちゃ当然なんですけどね。
試しにグローブ無しでも走ってみましたが、グローブ無くても寒くないです、でも隙間から若干の風を感じたので長く走るにはグローブは必要そうです。
ただ、デメリットも実際に使用して感じたんですが、まずブレーキレバーの戻りが悪くなります。
戻らない訳じゃないんですが、カバーが元の位置に戻る時に邪魔をするので完全にブレーキがニュートラルの位置まで行かなくなりました。
これについてはブレーキの遊びを若干広く持たせることで支障は出ないようにしていますが、気が付かないうちに走りながらブレーキが掛かっていたなんてこともありかもしれません。
それとウィンカーの操作が非常にしにくいです、右折の時はまだ良いんですが左折の合図を出す時に右から左にレバーを倒す動作がとてもやりづらい。
出来ない程ではないんですがちょっと億劫になるレベルで面倒な作業になってしまいます、これは正直盲点でした。
まあそれらを差し引いても手がかじかまなくなるというメリットの方が遥かに大きいので、冬の間はしばらくこいつのお世話になろうと思います。