Z1000に1年乗ったのでレビューします

1年という歳月はあっという間でした。

去年の2019年8月に納車されてから、気がつけば1年が経っていました。

総走行距離は約3000kmと少ない方ですが、下道から高速まで一通りの道を走ったので、それに伴い感じた事を書きます。

良かった点

まずはZ1000に乗っていて、良かったなぁと思える所を紹介していきます。

見た目がとにかくカッコいい

奥多摩周遊道路手前の駐車場にて

どんなバイクに乗っている方でも必ず思う事だと思いますが、私がZ1000を買った理由がほとんどこれでした。

sugomiデザインは伊達じゃないですね、著しく低いフロントに鋭い目つき、マッシブな車体の線形に合う左右出しマフラー。

最初はZ650を見にカワサキプラザへ行ったつもりが、Z900やZ1000も並べて展示されており、一目惚れでした。

でも流石に大型免許取り立ての大型初心者がいきなりリッタークラスなんてどうだろうと、その場で3兄弟を見比べながら色々と考え込んでいました。

まあ、1週間後にはZ1000の購入でハンコを押していたんですけどね、ほとんど決まっていたようなものでした。

今にして思えば、あの直感は正しかったと思っています。

どんなものでも、直感に訴えかけてくるものってハズレがないんですよね、例に漏れずZ1000もそうでした。

他小さな点としては、Z1000のヘッドライトって4眼のプロジェクタータイプなんですが、外側2眼のハイビーム用のプロジェクターに縦方向に線が入っていて、なんと言うか猫っぽいんですよね。

足付きが良い

福島県の磐梯山にて

私の身長は165cmと日本男子の平均よりもかなり低く、足の長さも全然ありません。

なのでバイクを選ぶ時にまず真っ先に確認するのがシート高なんですが、Z1000の場合メーカー公表値で815mmとこのクラスにしては低い方で、更に跨ると分かるんですが、シート前方が絞り込まれている形状のおかげか数値以上に足付きが良く、またしっくりとくる形だったんですよね。

ちなみに隣で展示されていたNinja1000も跨がらせて貰えたんですが、こちらはシート高820mmと5mmしか違わないはずなのに、シート形状がより広い形になっているせいかZ1000よりも圧倒的に足付きは悪かったです……

並列四気筒サウンドの迫力

長野県の扇沢駅周辺にて

直四サウンドは最高だぜ。

Z650ではなくZ1000を選んだ理由の一つでもあるんですが、過去学生時代に乗っていたバイクってバリオス2だったんですよね。

バリオスと言えば250ccクラスで並列四気筒エンジンという珍しい車種で、他に同クラスで言えばホンダのホーネットが有名でしたね。

なので昔からマルチな音に慣れてしまったせいか、どうしても二気筒だと迫力を感じなかったんですよね……

当然二気筒エンジンにも良い所があり、それを踏まえて次は二気筒にしようと決めていたぐらいですが、Z1000は反則でしたね。

とにかく高速道路の合流が楽しすぎます、それぐらいしか回せる場所がないのはリッタークラス故の悩みですかね。

バリオス時代は一般道でもアクセル全開が出来ましたからね、うるさすぎてあまり回しませんでしたが……

取り回しが容易い

取り回しのしやすさをイメージした実家の犬

Z1000の車両重量は220kg(恐らくオイル等含めて、記載が無いので不明)とリッタークラスの中では軽い方だと思います。

当然250や400ccに比べればかなり重いんですが、今まで非力な自分でも押し引きで重すぎると感じた事は一回もありませんでした。

実は去年の秋頃に立ちごけをかましてしまったんですが、その際一人でも車体を起こす事が出来ましたので、女性の方でもしっかりと腰で支えられれば起こせるんじゃないでしょうか。

当然走っている時は重さを微塵も感じた覚えはありません。

悪かった点・改善して欲しい点

次にZ1000に乗っていて、これは……という所や、改善して欲しいと思った点を紹介していきます。

シートが薄い

これはZ1000の走る場所の想定が結構はっきりとしている証拠だと思うんですが、シートの薄さがとにかく色々と問題を引き起こします

まず長時間乗っていると、漏れなくお尻が痛くなります

こちらはゲルザブを装着して緩和していますが、それでも完全に改善される訳でもなく、とにかく走りながら座る位置を変えたり、たまに立ち上がって痛みの軽減に努めています。

そしてシートが薄いということは、路面の状態をダイレクトに受けるということにもなりますので、腰も痛くなります

これは私が腰痛持ちという理由もあるからなんですが、日帰りツーリングでも家に帰ってくるとかがめないぐらいに腰がバキバキになります。

サスが硬い

初期設定のサスペンションはお相撲さんでも乗るのかよってぐらいとにかく硬いので、最初に調整をする事をオススメします。

正直この辺のセッティングって難しいのであまりイジってはないのですが、このサスペンションの硬さも前述したシートの薄さと相まって色々と体に影響を与えている可能性があります。

逆を返せば、シートとサスの問題は後で割と自由の効くポイントなので、どうとでもなりそうな気はしますね。

ハンドルの切れ角が狭い

Z1000は俗に言うストリートファイター系、もっと大まかなジャンルで言えばネイキッドになるんですが、その割にはハンドルの切れ角がとにかく狭いです。

数値上では左右29度となりますが、ネイキッドでこの数値ははっきり言って狭すぎます。

スーパースポーツ系のバイクが比較的切れ角が狭いと言われていますが、Z1000はそれ並の狭さではないかと思います。

前述した去年秋の立ちごけの原因も、この切れ角の狭さが原因でした……

メーターパネルの操作がやや難

Z1000のメーターパネルはハンドルの真上に設置されている、ちょっと珍しいタイプになっています。

また、今時の色んな情報が出る豪華なメーターパネルでもないので、非常にシンプルになっています。

それ自体は特に何も無いんですが、メーターパネルの横にオドやトリップの表示を切り替えるボタンが付いているんですよね。

つまり、表示を切り替える時には左手をハンドルから離さないと操作できず、走行中は実質切り替え不可です。

走行中に切り替えたいと思うシチュエーションがあまりないのでそこまで不便ではないですが、その切替表示の中に時計も含まれているので、時計を見たいという場合が一番厄介に感じるかなと。

私の場合はスマートフォンホルダーを付けているので、時計を見たければスマートフォンの時計を見るようにしています。

画面のどこかに常時時計が表示されていれば、より便利になるのではと思います。

シンプルさ故の不便さがちょっとあるかなぁ。

まあ価格から考えれば、こういった所のコストダウンが響いているかと。

結論:Z1000は意外と乗りやすい?

ここまで良い点と悪い点を述べましたが、実は結構乗りやすいバイクなんじゃないかと思っています。

取り回し全般で比較的優秀な面を持っているし、逆に荒々しく乗ればそれに答えてくれるパワーを持っている。

乗り手次第で色んな形に化けるバイク、それがZ1000の魅力だと感じます。

因みに私は141馬力を扱えない側の人間なので、周りのライダー仲間からは「大人しいZ1000」とよく言われます。

安全運転が一番ですからね。

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